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宗祖親鸞聖人のご生涯②

法難

 法然上人のもとには、多くの人びとが集まりました。しかし、古くからあった仏教教団との間に摩擦を生じ、1207(承元1)年、法然上人は土佐(高知県)に流罪となり、聖人(35歳)も越後(新潟県)に流されたのです。

教化

 流罪を機に、親鸞聖人は「愚禿釈親鸞」と名のられます。恵信尼公と結婚し、民衆の中にあって念仏の教えを弘めていかれました。やがて罪は許されますが、聖人は京都へ戻らず、ご家族を伴われて関東の地に向かわれます。そして約20年にわたり、多くの人びとに念仏の教えを語り伝えられました。