本堂オンライン対応DIY工事
これまで何カ所かはインターネット用の屋内LAN配線の交換をしてきましたが、1階本堂への配線だけは建立当時の配線規格(カテゴリー5)のままとなっており、通信速度が1ギガを超えてきている現在、もはや時代遅れな環境と言えます。いずれ行う可能性が来るであろうオンライン法要に対応出来る様に、安定した通信環境とするため、LANケーブルの配線工事をしました。もちろん、DIYの自作工事です。
当山は開基が元々機械工と言うこともあり、「欲しいものがあれば自分で作れ!」との家訓めいたものがあります。子どもの頃から、色々作らされてきました。初めて乗った自転車は、各地から部品を集めて組み立てたほどです・・。
さて、今回配線工事に使用した部品ですが、建立時に通したカテゴリー5の配線からカテゴリー6Aの配線に交換するための「LANケーブル」、また壁内配線なので、同じくカテゴリー6A用の「LANジャック」(インターネット用LANコンセント)。そして、パソコンとの接続用のLANコードも手作りなため、切り出したケーブルを使えるようにする「LANコネクタ」を用意しました。
通信インフラは3階に置いてあるので、そこから1階本堂までは距離がありましたが、無事に交換できました。元々の配線と下り速度の比較すると、カテゴリー5は最大100メガ(上限値)の速度に対し、交換したものは600メガの速度が計測されました。
LANケーブル |
LANジャック |
LANコネクタ |
これで、オンラインを利用した行事やご法事も取り敢えず対応可能になりましたが、実際に行うとなると不足している機材があるので、追々揃えていきます。
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