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故人の年齢をいうときは満年齢ですか、数えですか?

「仏教では」という決まりは特にないようですが、昔は皆さん平等に1月1日から年齢を重ねるという意味として、数え年で表していました。しかし、現在は満年齢で数えることが主流ですので、三宝寺の儀式では数え年を表記をしていますが、もちろんご希望など伺いましたら満年齢で表記もします。
数え年は、「その年迎える満年齢+1歳」で数えるため、お誕生日がまだの方は、その年の数え分「+1」が加えられるため、「満年齢+2歳」となってしまいます。特に女性の方には、「いつまでもそのままの貴女で」との思いで、満年齢を事前にお薦めしております。

ご参考として、『年齢の称え方に関する法律』(昭和25年1月1日施行)と言う法律上では、満年齢で年齢を数えるよう常に心がけよと明記されています。それ以前の法律『年齢計算に関する法律』(明治35年12月22日施行)でも、「年齢は出生の日より之を起算す」と明記されています。更に前の『年齢計算方を定む』法律(明治6年太政官布告)では、新暦は満年齢を基本とし、旧暦は「1干支をもって1年」の数え年で数えても良いとされていました。

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