真宗のお坊さんには、なぜ髪を伸ばしてもいいの?
私たちの宗派を開かれた親鸞聖人のお言葉に『僧にあらず俗にあらず』というものがあります。これはお坊さんや一般の人を区別することのない、「既成の枠にとらわれない生き方」を表します。お坊さんと言えば髪を剃り、山に入って修行しているイメージが一般的と思われますが、その枠にとらわれていては世間一般の生活を送る人々の気持ちが分かりません。かと言って俗世間にドップリとつかると僧侶としての本分を見失います。ですから、髪を伸ばし家庭を持ちながらも仏教の教えを実践していく『第三の道』を歩んでいくのが浄土真宗と言えるのではないでしょうか。
コメント ( 2 )
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髪を伸ばして良いのはわかりますが
髪ぼうぼう(笑)なのは如何なものか?
式に出てる一般の人でもあの髪ぼうぼうは
ちょっと笑える
しかも通夜の後 なんの話も無し
要するに法話が出来ない
あれじゃぁね(笑)
大変申し訳御座いません。
同じ真宗僧侶としてお恥ずかしい限りで御座います。
通夜法話を行わない方、儀式を執行する者としての立ち振る舞いや装いが出来ていない方など、私の周辺でも聞き及んでおります。
宗門上層の方々に、寺離れ=我々の怠惰と訴え続けておりますが、変わらないのも事実であります。
「あれじゃあね(笑)」、全く同感です。