真宗と他の宗派は何が違うのですか
仏教はもともとインドから中国を経て日本に伝わりました。日本での仏教は現在、大まかには13ほどの宗派に分けられているそうです。その中でも鎌倉時代の法然上人が開かれた浄土宗の系統は「浄土系」と言われ、浄土真宗(西本願寺・東本願寺)や時宗などがあります。それまで、経済的余裕のある貴族・修行を達成できる一部の人だけが救いの対象とされていたのに対し、法然上人は誰でも念仏一つで救われるという教えを開かれました。その教えを受け継いで、さらに「信心」を大切に、お念仏を申すことを伝えたのが親鸞聖人です。他宗のようにたくさんのお経や修行を必要としない。「信心を頂いて、ただ念仏一つで救われる」というのが浄土真宗の代表的な特徴です。
コメント ( 0 )
トラックバックは利用できません。
この記事へのコメントはありません。